しのぶれど

見た舞台の感想を長々と脳直で書いてる

HELI-XII〜アンモナイトシンドローム〜

こんにちは!
本当は観劇の感想以外も何か記事書こうと思ってたのに完全に感想だけを書くブログになってるなと思ってますが、そんなことはおいといて今回はHELI-Xの感想を書いていこうと思います!

千秋楽はまだですが、記憶が新しいうちに書いてしまいたいのでもう書きます! ゴリゴリにネタバレです!
見てない方はぜひ千秋楽の配信でもいいので見てください…!



では早速感想を書いていきます。
観終わったあとに思いついた順番に書きなぐったメモを清書する感じなので順番とかはぐちゃぐちゃだし感想がぶつ切りです。





まず、とりあえず見終わって1番にアンガー………😭😭😭😭😭ってなりました。
私は元々前作から推しがいるのもあって螺旋機関が好きで特にシデンとシュンスイのバディが好きで、前作でのチェンジからのゲームでもう訳が分からなくなってるのとかがすごく楽しくて好きだったので、アンガーとサッドネスにもわりと好きでした。 それに、これはちょっと半ナマって言われそうな微妙なラインではありますが、元々アンガーとサッドネスはお似合いなんじゃないかとか少し思ってたので、前半は2人がいい感じになってよかった!ってなってました。(アウトだったらここの文消すのでコラコラしてください。)
だからオシリスがサッドネスにアンガーの腕をまくって見てみろって言われた時まさかと思ったし、アンモナイトシンドロームのタトゥーが見えた時と、その後オシリス側についていた時は何だか裏切られたような気分になりました。
そしてその後のサッドネスも本当見てて辛かった… 過去について語ってる時の叫びもだったけど、すごすぎて鳥肌がたちました。
だけど、最後でアンガーが唯一命をかけて守りたい人がサッドネスだってわかった時はもう本当涙腺崩壊ですよ。それでオシリスがゲームオーバーだって言った直後にゲームしてサッドネスが受けるダメージを全て自分に受けたときはもう…ボロボロ泣きました。そして最期にサッドネスとしたゲームの「サッドネスは生きてどんな辛いことがあろうとも最終的にはお前なりの幸せを手に入れられる」(うろ覚えだけど)がまじでしんどすぎました… 実は2回目見た時、後に予定があったのでメイク崩れたら嫌だから泣かないようにって思ってたけどこのシーン見たら無理に決まってました…無事メイクは崩れました。
というか今回のを見てて、アンガーとサッドネスの関係ってカイとゼロの関係と重なる部分があるなと思いました。多分意図的なんだろうな…今後の展開が怖いよ… もしアンガーもリザレクションされたら…
というかなんかHELI-Xって見てて常に疑心暗鬼になってしまうなって思った。それが醍醐味みたいなとこではあるけど今までわりとハピエン厨に近かったので、幸せな展開で終わらせればいいところをわざわざ地獄な展開になるていうのは普通に好きなんですがやっぱり未だに慣れない笑 でもこのおかげですごい心をかき乱されてどんどん沼の深みにハマっていく感じがします…!
それで思ったのは絶対今後わりと今の段階では安心して見れるシデンとシュンスイもいつか地獄な展開になるのかなと思うと恐怖半分楽しみ半分です!シデンがサイコメトリーを持つきっかけになったトラウマが明かされる回とかは絶対つらい…*1今のうちから楽しみ… 通える日程で公演ありますように…

話は変わりますが、前作に引き続きクライは再び濡れ衣を着せられてるじゃん!ってなりました。
たまたま…?いや、多分たまたまとかはないんだろうけど…
世界で最初のHELI-Xってことで特殊で有名?だからか?
絶対いつかクライの掘り下げ回もあるよな…怖い…楽しみ…

あと前にも書いた通り螺旋機関が好きなんですが前作といい今作といいどんどん人が抜けていっちゃってつらいよ〜
リュウジンが抜け、ゼロが入っては抜け、ワカクサが抜け…
いつかシデンも抜ける日が…? でもシデンが言っていた通りシデンは螺旋機関を抜ければまあ螺旋機関での罪は置いておいても父親殺しで死刑だよな…つら…
あとOPでカンザキ大佐のところの時に周りに螺旋機関のみんなが集まるのがすごい好きなんだけど前作と今作のどっち見てもああリュウジン…ああゼロ…ああワカクサ…ってなってしんどいー

この辺で思い出したように前作の時に出てたcharacter file見返してたんだけど、そういえばワカクサの旦那と子供は交通事故で亡くなったって書いてあったんですよね。まだ小説読めてないから小説の方で詳しく書かれてあったりするのかもしれないですが、これはどういう…ってなった。
それとそもそもワカクサって何で螺旋機関にスカウトされたんだろう。元犯罪者の経歴私の記憶違いでなければ多分出てきてないような気がするし、スカウトだからアガタみたいに他から配属される形でもない…気になる…!

あとcharacter fileといえば今アンガーのを見たらめちゃくちゃしんどくなった
具体的にどこがというより全部だからもうツイートのリンク貼るわ
https://twitter.com/heli_x_official/status/1334829493236584449?s=21
しんどい…(語彙力の消失)

イモータルはさ、死なないのめっちゃ強いじゃんって思ってたけど能力使えなくなる機械出てきてあああ…ってなった…
てかあの機械最初に紹介したのがシュンスイなのずるいわ
チェンジさせなくしてもう俺の体は奪わせない!って感じの使い方でシュンスイこの機械手に入れてよかったね!ぐらいに思ってたけどまさか伏線とは思わないじゃん?
オシリスイモータルにつけた時あ、あれが…ってなった。

イモータルといえば最初本当ヤバい奴だと思ってたし、螺旋機関とかサッドネスとかの敵って思ってた。けどいざ話が進んでみるとシデンとシュンスイに並んで心の平穏を保ってくれる要員でよかった…ってなったし、切り替わり様が全然違和感ないのが杉江さんすごいな…ってなりました。いや、切り替わり様というか本質は変わってないんだけど前半はその中にもやばさを感じて後半は何だか救ってくれそうな頼りがいのようなものを感じて、もちろんこれは演出とか脚本も込みでですが本当すごいって思いました。

話は変わりますが、アガタの人格って意図して作られたものなのかな? すごい実直でいいやつって感じの人格だけどこれって今分かってる時点でのカイと逆じゃないですか。 だから意図したものだったとしたらオシリスはどうしてそんな人格を与えたのだろうかと考えてしまうし、自然に与えられたものなら皮肉なものだなと思いました。てかまずそもそも人格ってどうやって与えたの? 公演の中で出てくるリザレクションはそのままの人が生き返っただけのように感じたんだけど何か与える方法があるのかな。それともリザレクションマキシマムは死んだ人間を好きな人格に変えて生き返らせることが出来るとかなのかな…
それとDr.皇が知ってるアガタの過去とかってあれはどうやって知ったものなのだろうって思った。調べたら出てくるものなのか、それともオシリスから聞いたのか… まずオシリスがカイを生き返らせたのがアガタって事は知ってるのか…気になるな…
あと、元々がハピエン厨なので前作の時のカイがゼロを裏切ったのはあの場を乗り切るためだけで、本当は裏切ってはない説を信じてたんですがおそらくそれが打ち砕かれてカイ…ってなりました。けど、あの時本当に裏切ったのかって聞かれた時に頭が痛んで、あそこでカイの人格からアガタの人格に切り替わった訳だから100%確実に裏切ったとは言いきれないのかもしれない。 もしかしてクライがカイの記憶も一部書き換えたりしてたりして…

女の幸せってなんだろねって少し思った。サッドネスはもしアンガーを超える相手が万が一現れて結ばれるとしてもそれがイコール女のしあわせなんだろうか。
ただ、最期のアンガーのゲームのおかげでおそらくサッドネスは確実に"幸せ"は手に入れられるはず…
でも今のサッドネスにとっての幸せはアンガーと結ばれることだったわけなんだよね。
それを上回る幸せとはサッドネスにとって何なんだろうか…
でも本当サッドネスには幸せになってほしい…
うろ覚えだけど、「アンガーのせいで死ぬことも出来ないじゃない。」「私、生きてみるよ。」のセリフ聞いた時にもうなんとも形容しがたい感情になった。 しんどいとも思ったし、サッドネスが少し前向きになってよかったとも思ったし、アンガーとんでもないゲームをして先に勝手に死ぬんじゃないよ!とも思ったし… あーこの2人にクソデカ感情抱くのは想定外だった… アンガー今後出てこないの無理…これからも出てきて…でもリザレクションで生き返ったら余計それはそれでしんどいのでやめて…いや、別にそれでもいいけど…("…"使いすぎじゃない?)

今回出てこなかったレスターとリュウジンだけど前作の終わりでレスターがリュウジンは殺さず生かして利用する価値があるって言ってたのも今後どう関わってくるのかもめちゃくちゃ気になるな〜


この辺で本編の感想は終わりなんですが、私が見に行った回のカテコが個人的に最高だったので自分用の記録の意味も込めて書いておきます。
10/10のマチネの話なんですけど、カテコのコメント担当が推しだったんですよね。
まずそれだけでめちゃくちゃ嬉しかった!最初拍手しながら今日は推し来い今日は推し来いって祈ってたので修司くんが推しの名前言った時びっくりして一瞬思考停止しました笑
それで内容なんですけど、昇大くんといっしょにグッズ紹介してて、もちろん一番紹介したいのは自分がデザインしたTシャツなのに全然昇大くんが出してくれないみたいなのがめちゃくちゃかわいかった…!
というか推しがすごく楽しそうなのが伝わってきて、私は推しの明らかにテンション上がってるなって感じの表情とか喋り方とか*2がすごく好きなので、まさにそんな感じですごく最高でした。

カテコ映像に残らないの悔しいな〜とか思ってて思ったんですが日替わりアドリブも今のところ多分残らないの悔しい! シデンがワカクサのこと調べてる時に後ろからシュンスイが脅かすシーンで10/9ソワレの逆にシュンスイがびっくりして「びっくりさせるなよ!」「そっちがびっくりさせたんでしょ」のとかイモータルのお腹空いたのシーンの10/10マチネの自分の指を食べた 〇か✕かではける時シュンスイにも言ってシュンスイがバツ!っていうのとかイモータルがクライの隠れ家から離れる時の10/9ソワレの俺も服ピンクにしよっかな。これ紫?のと10/10マチネの金さん銀さん漫才とか2公演しか入れなかったんですがちょっと思い出しただけで好きだったので見返したいな〜


毎度の事ながら締め方がわかってませんがこの辺で終わりにします。
とにかくHELI-XIIめちゃくちゃ楽しかったです! 前作の方から好きではありましたが今回で一気にHELI-Xの沼に頭のてっぺんまで浸かりました。多分推しが出なくなることがあっても、単純に好きな作品としてずっと見たいと思えるほど好きな舞台になりました。
今のうちからIIIがすごく楽しみです…!
閲覧頂きありがとうございました!


実は今まで小説前作のも持ってなくて、やっと今回の物販で合わせて買ったのでこれから読みます…!
Iはシデン、IIはシュンスイの話があるらしいのでこれから読むのが怖くて楽しみ…!


追記
肝心なこと書き忘れてた!
いや、そんなに肝心ではないけど
「上からの命令に従うだけ、だろ?」のシデンがめちゃくちゃかわいい!!!!!!!!
ウイルスを流し込んで頼む!ってしてるとことその後成功したあとの喜んでるシデンがかわいい!!!!!!!
HELI-Xの未来を見せられてる時に怯えてしゃがみこんでしまったところがかわ…単純にかわいいって言っていいのかな…いや、めちゃくちゃかわいいけど、このシデンはかわいいとかわいそうが紙一重な気がする…んー庇護欲…シデン守ってあげたい…

*1:小説読んでの追記:シデンの過去掘り下げは小説にありましたね…!めちゃくちゃ泣いた…

*2:アマランサスの目玉焼きの動画の時みたいな感じとか大なり昇なりでの悪ノリし始めたなみたいな感じ笑